為替チャートの見方入門|ローソク足ってなに?初心者にもやさしく解説
生徒
「FXのチャートを見たら、四角くて棒がついたマークがいっぱい並んでました。あれって何ですか?」
先生
「それは『ローソク足(ろーそくあし)』と呼ばれる、FXの値動きを表すチャートの形式です。見た目がろうそくに似ているからそう呼ばれています。」
生徒
「へえ〜。でも、どうやって見ればいいのか全然わからないです…」
先生
「大丈夫!ローソク足の見方は一度覚えれば、チャートの流れが一目で分かるようになりますよ。さっそく基本から学んでみましょう!」
1. ローソク足とは?FXチャートの基本表現
ローソク足とは、一定時間内の価格の動きを一つの図形で表したものです。FXの世界では非常に一般的で、初心者からプロまで多くのトレーダーが活用しています。価格の動きが「始値(はじめね)」「高値(たかね)」「安値(やすね)」「終値(おわりね)」の4つで構成されるため、短時間でも相場の変化を直感的に把握できます。
2. ローソク足の構造を理解しよう
ローソク足は、太い部分を「実体(じったい)」、上下に伸びる細い線を「ヒゲ(ひげ)」と呼びます。
- 実体:始値と終値の間を示す
- 上ヒゲ:その期間内の最高値
- 下ヒゲ:その期間内の最安値
また、実体の色には意味があり、一般的には以下のように表示されます:
- 上昇した場合(終値が始値より高い):白や緑(陽線)
- 下降した場合(終値が始値より低い):黒や赤(陰線)
3. 時間足とローソク足の関係
ローソク足は「時間足(じかんあし)」と呼ばれる単位で区切られています。たとえば、1本のローソク足が1時間分の値動きを表すなら、それは「1時間足」です。ほかにも「5分足」「15分足」「日足」などがあります。初心者はまず1時間足や4時間足から慣れると良いでしょう。
4. 実際の値動きとローソク足の関係
たとえば、1ドル=150円で始まった相場が、1時間後に152円で終わった場合、そのローソク足は「陽線(ようせん)」になります。このとき、152円より高い価格に到達したなら上ヒゲがつき、150円より下に一度でも動いたなら下ヒゲもつきます。つまり、ローソク足を見るだけで相場の流れや一時的な上下が分かるのです。
5. チャート分析に役立つローソク足パターン
ローソク足の組み合わせには、相場の方向性を読み取るヒントが含まれています。以下は初心者でも覚えやすい代表的なパターンです。
- 大陽線:実体が大きく、終値が高い → 買いの勢いが強い
- 大陰線:実体が大きく、終値が低い → 売りの勢いが強い
- 十字線:始値と終値がほぼ同じ → 相場が迷っている
- 包み足:前の足を次の足がすっぽり包む → 転換サインになりやすい
6. ローソク足を使ったトレードの基本
FX初心者が最初に覚えるべきは、「ローソク足で相場の強弱を判断すること」です。たとえば、大陽線が連続していれば上昇トレンドが続いていると判断でき、大陰線が出始めたら下落のサインと見なすことができます。また、ヒゲの長さにも注目することで、一時的な反発や売買の攻防を感じ取ることができます。
7. ローソク足チャートと他のチャートとの違い
FXにはローソク足以外にも「ラインチャート」や「バーチャート」などがありますが、ローソク足が最も人気です。理由は、視覚的に情報が豊富で、相場の心理状態を読み取りやすいからです。特に日本ではローソク足の文化が古くからあり、多くの書籍や学習サイトでも基本として扱われています。
8. FXチャートを読む力を身につけよう
ローソク足チャートは、FX初心者が相場を理解するうえで非常に重要なツールです。値動きを図形として視覚化することで、感覚的に売りと買いのバランスが分かるようになります。毎日チャートを見て「この形はどういう意味かな?」と考えるクセをつけると、自然とチャート分析力がついていきます。