株式・債券・REITの違いとは?初心者向けに特徴とメリット・デメリットを解説
生徒
「先生、投資商品っていろいろありますけど、株式と債券とREITってどう違うんですか?」
先生
「それぞれ性質やリスク、得られる利益の仕組みが違います。株式は企業の一部を所有する権利、債券はお金を貸す証書、REITは不動産に投資する金融商品です。」
生徒
「名前は聞いたことありますけど、どれが安全でどれが儲かるのかよくわかりません…。」
先生
「では、初心者にもわかりやすく、それぞれの特徴と違いを詳しく解説していきましょう。」
1. 株式(Stock)とは?
株式とは、企業が資金を集めるために発行する証券で、購入するとその企業の一部を所有することになります。株主は企業の成長や利益に応じて配当金を受け取ったり、株価の上昇による売却益(キャピタルゲイン)を得ることができます。
メリットとしては、高いリターンが期待できる点です。一方、企業業績や景気の影響を大きく受けるため、株価変動リスクが高く、短期的には損失が出る可能性もあります。
- メリット:高い成長性、配当収入、株主優待
- デメリット:価格変動が大きく、元本割れリスクがある
2. 債券(Bond)とは?
債券とは、国や企業などが資金を借りるために発行する借用証書のようなもので、購入者は債券の発行者にお金を貸す形になります。債券には満期日があり、満期になると元本が返済され、その間は利息(クーポン)が定期的に支払われます。
株式に比べて値動きが小さいため、比較的安定した投資とされますが、金利変動や発行者の信用リスクには注意が必要です。国債や地方債は信用度が高く、企業債はリスクとリターンが中程度です。
- メリット:安定した利息収入、元本が返済される可能性が高い
- デメリット:金利上昇時に価格が下がる、信用リスクがある
3. REIT(不動産投資信託)とは?
REIT(リート)は、不動産投資信託の略で、多くの投資家から集めた資金でオフィスビルや商業施設、マンションなどの不動産に投資し、その賃料収入や売却益を投資家に分配する仕組みです。
不動産投資を少額から始められ、専門家が運用するため、管理の手間がかからないのが魅力です。ただし、不動産市況や金利動向の影響を受けやすく、価格変動や分配金の減少リスクがあります。
- メリット:少額から不動産投資可能、安定した分配金
- デメリット:不動産市況や金利変動に左右される
4. 株式・債券・REITの比較表
| 商品 | 主な収益源 | リスク | リターン | 流動性 |
|---|---|---|---|---|
| 株式 | 株価上昇益・配当金 | 高 | 高 | 高 |
| 債券 | 利息 | 低〜中 | 低〜中 | 中 |
| REIT | 不動産賃料・売却益 | 中 | 中 | 高 |
5. 初心者が選ぶときのポイント
初心者は、いきなり一つの商品に全額投資するのではなく、株式・債券・REITを組み合わせて分散投資するのがおすすめです。
- 安定性重視なら債券多め
- 成長性重視なら株式多め
- インカムゲイン(定期収入)を狙うならREITも組み合わせる
自分のリスク許容度や投資目的に合わせてバランスを調整することが大切です。