生活防衛資金とは?いくらあれば安心かを初心者向けにわかりやすく解説!
生徒
「最近“生活防衛資金”って言葉を聞くんですけど、そもそも何なんですか?」
先生
「生活防衛資金とは、仕事を失ったり病気になったりして収入が止まったときに、生活を守るために備えておくお金のことです。」
生徒
「なるほど…それってどのくらいの金額を用意すればいいんですか?」
先生
「それでは、初心者にもわかりやすく生活防衛資金の考え方と、いくらあれば安心かを一緒に見ていきましょう。」
1. 生活防衛資金とは何か?
生活防衛資金(せいかつぼうえいしきん)とは、突然の収入減少や失業、病気などの予期せぬトラブルがあったときに、自分や家族の暮らしを守るための「備えのお金」です。貯金とは目的が違い、普段は使わず、いざというときにだけ使うお金として考えます。
たとえば、会社を突然クビになったり、病気で数ヶ月働けなくなった場合、その間の家賃や食費、光熱費などを払う必要があります。そうした出費をカバーするのが生活防衛資金です。
このようなお金は「緊急資金」「生活予備費」などと呼ばれることもありますが、同じ意味として使われることが多いです。
2. なぜ生活防衛資金が必要なのか?
生活防衛資金がないと、収入が途絶えたときにローンの返済ができなかったり、生活費が足りなくなったりして、借金や家計の破綻につながるリスクがあります。
たとえば、失業保険が出るまでには時間がかかることがありますし、病気による休職では収入が減る場合もあります。そうした期間を安心して乗り越えるには、生活防衛資金が欠かせません。
また、投資や資産運用を始めたい場合も、まずは生活防衛資金を確保してからが基本です。急な出費で資産を取り崩してしまうと、投資の意味がなくなってしまいます。
3. 生活防衛資金はいくら必要か?
一般的に、生活防衛資金として用意すべき金額は「生活費の3ヶ月~6ヶ月分」と言われています。これは、収入が完全に止まったとしても、その期間は家計を維持できるようにするための目安です。
たとえば、1ヶ月の生活費が20万円の家庭であれば、60万円~120万円を生活防衛資金として用意するのが安心です。
- 一人暮らし:最低でも3ヶ月分(例:月15万円 × 3ヶ月 = 45万円)
- 家族持ち:最低でも6ヶ月分(例:月25万円 × 6ヶ月 = 150万円)
職業や収入の安定度によって必要額は変わります。たとえば、フリーランスや自営業の人は収入が不安定なため、生活費の6ヶ月~1年分を準備しておくと安心です。
4. 生活防衛資金はどこに置くべきか?
生活防衛資金は、いつでも引き出せるようにしておく必要があります。そのため、次のような安全性の高い場所に保管するのがおすすめです。
- 普通預金口座(いつでも引き出せて手数料も少ない)
- 定期預金(必要なときに解約できるタイプを選ぶ)
- ネット銀行の高金利口座(利息を少しでも得たい場合)
株式や投資信託など、価格が変動する資産に入れてしまうと、急にお金が必要になったときに元本割れするリスクがあります。生活防衛資金は「守りの資金」なので、増やすことよりも減らさないことが重要です。
5. 生活防衛資金の作り方とコツ
生活防衛資金を一気に貯めるのは難しいですが、毎月少しずつ積み立てていけば確実に貯まります。以下のような方法を使ってみましょう。
- 毎月の給料から先取り貯金(自動で別口座に移す)
- 不要なサブスクや無駄な支出を見直す
- ボーナスの一部を貯金に回す
貯めた金額は生活費何ヶ月分かを定期的に確認し、必要に応じて目標額を調整していきましょう。
6. よくある勘違いや失敗例
生活防衛資金に関してよくある失敗は、「投資と混同してしまう」ことです。たとえば、生活防衛資金をすべて投資信託や株式に回してしまうと、相場が下がったときに生活費が足りなくなるリスクがあります。
また、「自分には必要ない」と思い込んでしまう人も多いですが、どんな人にも突然のトラブルは起こり得ます。特に独身でも、家族がいても、生活防衛資金は誰にとっても大切な備えです。
7. 生活防衛資金があると安心できる理由
生活防衛資金があることで、「収入が止まっても当面は暮らしていける」という安心感が生まれます。この精神的なゆとりは、焦って仕事を選んだり、無理な副業を始めたりすることを防ぎます。
また、生活防衛資金が整っていると、次のステップ(投資や資産形成)に安心して進むことができます。自分の人生やお金に対して、自信を持って行動できるようになります。