投資初心者が知っておきたい3つの基本ルールをやさしく解説!
生徒
「投資に興味があるんですけど、失敗しそうで怖いです。初心者が守るべきルールってありますか?」
先生
「はい、投資を始める前に知っておいてほしい基本ルールが3つあります。それを守れば、リスクを減らして安心して投資に取り組めますよ。」
生徒
「その3つのルールって、どんなものなんですか?」
先生
「それでは、投資初心者でもわかりやすく説明していきますね。」
1. 分散投資を心がけよう
まず、投資初心者が絶対に覚えておきたいのが「分散投資(ぶんさんとうし)」です。これは、ひとつの商品や銘柄だけにお金を集中させず、複数に分けて投資する方法です。
たとえば、リンゴ農家に全部の資金を出すよりも、リンゴ・みかん・ぶどうなど複数の農家に少しずつ出資するほうが、どれかが不作でもダメージを小さくできます。これが「リスク分散」と呼ばれる考え方です。
株式・債券・投資信託・不動産など、さまざまな金融商品に分けて投資することで、全体のリスクを下げることができます。
2. 長期投資を意識することが大切
短期間で利益を得ようと焦ってしまうと、投資に失敗しやすくなります。だからこそ、「長期投資(ちょうきとうし)」が重要です。時間を味方にすれば、価格の上下に一喜一憂せずに済みます。
たとえば、株式市場は短期的には上がったり下がったりしますが、10年・20年という長い目で見れば、成長しているケースが多くあります。
「複利(ふくり)」の効果も、長期で続けることで大きな利益になります。複利とは、利益が再投資されてさらに利益を生む仕組みのことです。
「雪だるまが坂を転がるように大きくなる」イメージで、少しずつ資産が増えていくのです。
3. 自分に合ったリスクを選ぼう
投資にはリスクがつきものですが、人によって「許容できるリスク」は異なります。たとえば、20代の人は多少の上下に耐えられても、60代の人にとっては損失が大きな問題になることもあります。
リスク(危険)とリターン(利益)は表裏一体です。高いリターンを狙えばリスクも高く、低リスクな商品はその分リターンも少なめです。
初心者には、まず「リスク許容度(きょうようど)」を理解することが大切です。これは「どれだけの損失までなら我慢できるか」を示す感覚です。
自分の年齢、収入、生活費、性格などを考慮して、無理のない投資額と投資方法を選びましょう。
4. 生活資金とは別に投資資金を用意しよう
投資は余裕資金(よゆうしきん)で行うのが基本です。つまり、生活に必要なお金や急な出費のためのお金とは、しっかり分けて投資することが大事です。
たとえば、給料のすべてを投資に回してしまうと、病気や失業などでお金が必要になったときに困ります。だからこそ、日々の生活費や緊急用の貯金は別に確保してから、投資にまわすようにしましょう。
5. 情報をうのみにせず、自分でも調べる習慣を
インターネットやSNSには、投資に関する情報があふれていますが、中には間違った情報や極端な意見も多くあります。「絶対に儲かる」「100%利益が出る」などの言葉には注意が必要です。
信頼できる情報源としては、証券会社や金融庁の公式サイト、新聞や経済雑誌などがあります。初めのうちは難しく感じるかもしれませんが、少しずつ読む習慣をつけていくことが大切です。
他人の意見だけで判断せず、自分でも調べて納得したうえで投資を決めることが、失敗を防ぐカギになります。
6. 少額からスタートできる制度を活用しよう
投資と聞くと「何十万円も必要なのでは?」と不安になる人も多いですが、実は今では少額から始められる制度が整っています。
たとえば、「つみたてNISA」や「iDeCo(イデコ)」などの制度を活用すれば、毎月数千円からでも長期的な資産形成が可能です。
つみたてNISAは、国が認めた一定の投資信託に対して、年間40万円まで非課税で投資ができる制度です。初心者にも人気があり、将来に向けたコツコツ投資にぴったりです。
7. 投資初心者が守るべき3つの基本ルールをおさらい
- 分散投資でリスクを減らす
- 長期的な視点で投資を続ける
- 自分に合ったリスクを理解して投資する
この3つを守ることで、初心者でも安心して投資を始めることができます。焦らず、少しずつ経験を積んでいきましょう。